
キン肉マン419話より引用
前回改めてスポットの当たった友情パワーという力。
今回の冒頭ではその体現者であるスグルが友情パワーとは何かと力説してくれたわけですが、その背後ではわけわからん募集超人にスグルがボコられてるから折角の力説もあんまり頭に入ってこないから困る。
キン肉ドライバー習得後のスグルが、クソ力に頼らなきゃ勝てないレベルの強敵ってなによ?
この超人、ホークマンレベルの強さは余裕でありそう。
続いてはザマンから超人強度について。
新情報としては、超人強度は不変だけど鍛えた分は次世代に受け継がれ数値として反映されるという、2世での1000万パワーは珍しくないという設定と矛盾のない説明が。
まあ万太郎はスグルと比較して弱体化してたから(95万→93万)例外もあるんだろうけど。
またこの理屈だと、太古の超人にもかかわらず7800万パワーを誇るマンモスマンや5000万パワーのネプキンがいかに規格外のぶっ壊れなのかが良く分かります。
そしてもう一つ、友情パワーは自身の力を増強させるものではなく、超人強度の借り受けであるということ。
おそらく人間時代のジェロニモの活躍を見るに、たとえ超人でなくても素養があれば友情パワーは発動可能なのかもしれません。じゃないとジェロニモが異常すぎる。
圧倒的に超人強度の低い(2パワー)のカニベースがフランスの代表として選抜されたのも、友情パワーのなせる業……かもしれない。
感覚の声援が力になるシーンも多々あるので、もしかすると超人→超人だけでなく、人間→超人の力の受け渡しも可能な気がするんですが、現状何とも言えないですね。

キン肉マン419話より引用
そして遂に明かされた今シリーズの黒幕らしき人物、刻の神。
超人の神の席について初めて語られた時に散々「計算が合わない」と言われていた謎の1席の正体がこいつか。
シルエットから見て、六鎗客編の冒頭で竹刀をへし折ってたのもコイツっぽい。
もしそうならネジケンが向かった先はエアーズロックっていう線が有力かな。
また早い段階で単独で下天していることから、他の神と組んでいると考えるよりも独自の超人勢力を引き連れていそうな予感。
名前からして過去や未来の強豪超人を引っ張ってきそうでちょっと楽しみではある。
あとは先のアポロンウィンドウ状の穴や、刻の神という名前的にどうしても時間超人との関係を連想してしまう。確定でないとはいえ邪推したくなるのが人のサガ。
上手く料理できれば面白くなりそうだけど、そこに触れるのは不安も大きいというのが本音。