前回の感想はコチラ。
今回はフルメタルジャケッツ反撃のツープラトン、バトルフィールドドロップキックがマリキータマンに炸裂したところからスタート。
攻撃を受けたことで霧散していくロールシャッハドット。集中力だかダメージだかがトリガーで解除されんのかこれは。
フルメタルジャケッツの反撃の手はまだまだ緩みません。
アタルは吹っ飛んだマリキータを抱え上げ飛翔、ブロッケンは阿吽の呼吸でそのアタルに覆いかぶさるような大ジャンプを見せ……
ドリル・ア・ホール・キャノンドライバー!
ウホホーッ!ツープラトン2連発とは恐れ入ったぜーッ!
両手をクロスした激突技に両足で体重を上乗せするという、フォーディメンションキルとメガトンキング落としのコラボのような夢の一撃。こいつぁたまらん。
恐ろしいほどのタフネスを誇ってきたマリキータマンがいいようにやられているのが、アタル、そしてフルメタルジャケッツの強さの証明といってもいいかもしれません。
フルメタルジャケッツはここでブロッケンからアタルに交代。
そして……
駄目押しのシャープシューター!
マジで容赦ないなアタル兄さんは。
そしてアタルはオメガグロリアスのリーダー、アリステラとの交代を要求。
アリステラもノリノリでこれを承諾。
アリステラ参戦のタイミングでマリキータマンはアタルの態勢を崩しこれをサポート。
相変わらず地味ながら地力の高いマリキータ、この面子の中でも埋もれずにしっかり働きを見せるのは流石。しかしどんだけタフなんだよコイツは。
サポートを受けたアリステラのラリアットはアタルに直撃。良い感じでアタルを吹っ飛ばしその自力の高さをアピール。
このままアタルに追撃……
とは行かずにマリキータを助け起こすんかい。
なんだこの良いヤツ描写は。当初のおっかないアリステラからは想像もつかない仲間想いキャラに育っちゃったな。
試合はついにリーダー同士でのにらみ合いに。
初動は互角の両者。
超人強度などという設定はゆで先生の都合のいいときにのみ適応されるものなのか、それとも絶対的な技量は力を凌駕できるのか、はたまた業火のクソ力をアタルは既に発動しているのか。
この態勢からグレネイドスープレックスに持っていくもんな兄さんは。
パワーの絶対的な差を覆していくアタル兄さんの強さには恐れ入るわ。
アタルに絶対的な信頼を抱いているブロッケンですらこの強さに驚愕している様子なので、王位争奪戦の頃よりもさらにその強さに磨きがかかっているのかもしれません。
そんなアタルの猛攻でもダメージらしいダメージを受けていないアリステラさん。
禍々しいオメガハンドのシルエットから繰り出したのは、あのフェニックスを苦しめたフォーフィンガースプラッ……
ゲェーッ!
初動を抑えるミドルキックでこれを迎撃!
アタル兄さん技量高すぎ。
しかしそれでも無傷とはいかないのね。アタル無双とならないギリギリの強者描写がたまらん。
止められたとはいえ自分の技に絶対の自信をもつアリステラは、再度フォーフィンガースプラッシュを繰り出しますが……
ここで出るか!肉のカーテン!
キン肉族秘伝の防御技・肉のカーテンはオメガの至宝アリステラのフォーフィンガースプラッシュすら寄せ付けない!
この大一番で、大ゴマの肉のカーテンが見られるとか思いもしなかったわ。クソダサネームなのに何故肉のカーテンはここまでカッコいいのか。
圧倒的な技量でそのパワー差を微塵も感じさせない試合運びをするアタルの強さがふんだんに発揮された回でした。
今まで溜めに溜めただけあってカタルシスを感じるなこれは。
気になるのはアリステラの言うキン肉族特有の力という言葉が肉のカーテンのことを指しているのかどうかということ(アオリを考慮すればその通りなのですが)。肉のカーテンってキン肉族特有なのかと言われるとちょい引っかかるんですが、果たして。
まとめ
アタル活躍回でした。
真弓の英才教育の賜物なのか、これでもかとただただ強い。見たかったアタルの姿はこれですよ。
ただここまで強いと今後の試合展開がどうなるのか全くわかんねーな。物語として圧勝はあり得ないし、じゃあどうやって苦戦させんだって話。嶋田先生いやさサタン様、理不尽な横槍はやめてくれよ。ブラックウィドーズとか勘弁な。
人気エピソードである、7悪魔、黄金のマスク、夢のタッグ編のみを切り出したブルーレイが発売。
それ以外のエピソードは発売未定ですので以前のDVDボックスをお持ちの方には微妙かもしれません。どうせなら全エピソード出してほしい。
コメント
キャノンドライバーは脱出出来ない技ですよね。シャープシューターは似た様な技を万太郎がやってた気がします。
王位編見直しましたが、業火のクソ力は火事場の原形みたいですね。つまりスグルの火事場と大きな差は無いと思います。
今後の流れは苦戦して最後はアタル達が勝つという感じですかね。確かに肉のカーテンはキン肉族特有という感じはしませんね。カオスも指チューしたら出来たし、ケビンも出来た気がします。
名前は肉のカーテンよりキン肉ガードの方が好きです。キン肉マンのアニメは原作と違うのが多くて混乱してました。マリさんが可愛いとかブロッケンマンはラーメンになったとか。
マリさんの出番が多いので二世読む前は万太郎の母親はマリさんだと思ってました(笑)
ブルーレイが出たみたいですが、その中だと夢のタッグ編が好きでした。漫画読んで無かったのでスクリューキッド達の乱入とかロビンスペシャルが破られる所とか。
王位編はOPは好きなんですけど、時間が経ってからアニメ化したからか何か違うんですよね。
olapさん
肉のカーテンは設定改変が来るかもと思っています。
アニメ版は当時は漫画よりもさらに子供向けだった印象ですね。面白いところは面白いんですが、今見ると結構キツいところも多いです。
マリしゃんはアニメだと最後までヒロインでしたので印象が強いですよね。当時アニメをメインに見ていた子供はビビンバの存在を知らない子もいたのかもしれません。
間違ってたらごめんなさい、ですが。
あの技はシャープシューターではなくサソリ固めではないでしょうか?
相手の両足の間に右足を差し込むのが長州力のサソリ固めで、左足を差し込むのがブレットハートのシャープシューターではないのでしょうか?
間違ってたらごめんなさい。
まおさん、コメントありがとうございます。
私は詳しい訳ではないのでハッキリとした回答はできないのですが、wikiでは呼び名が違うだけの同じ技として扱われていますね。
厳密な定義があるのかは良く分かりません。
>間違ってたらごめんなさい。
気にしないでコメント戴けると幸いです。私の文章なんか間違いだらけですので。
このパターンは負けるな