前回の感想はコチラ。
スグルVSパイレートマン、その後
今回のスタートは激戦を終えた二人語らいから。
先の闘いの中でも語られたように、かつて地球に住んでいたオメガの民はザ・マン率いる完璧超人始祖の襲撃を受け、地球を去らざるを得なかった過去があります。
それ故にオメガの民は、ザ・マンの打倒を一族の宿願として掲げてきました。
しかしその恨みこそが、スグルに見せられた敵のために尽くす事で発揮される力に至るのを妨げ、オメガの人の力では星を救うに至らなかった事をパイレートマンは理解した様子。
でもまあ……
こんな無茶苦茶をイキナリやられたら恨むなって方が無理だと思うんですけどね。
歴史教育に組み込まれるのも、まあ仕方なし。
しかし、そんな恨みに満ちた信念を抱いてきたパイレートマンの心すら溶かしたのがスグルという男の想い。
ザ・マンとの対話を望むスグルの考えに共感を示すパイレートマン。
(最終的に分かり合うにしろ)戦いで解決してしまう事の多いキン肉マンにおいて、実現するなら非常に珍しい展開。
個人的には超人同士の話し合いは見てみたいんですが、仮にザ・マンとパイレートマンが合うことになったら最終的には何だかんだで殴り合いになりそうw
どうもその前に仲間を説得って流れっぽいけど、アリステラ相手に下手なこと言ったら……
ブッコロされそうなんですが……大丈夫か?パイレートマン……。
「オメガが恨みを捨てること…それがオメガの唯一の救いの道なのだから」
この言葉が同朋であるアリステラ、マリキータマンにどれだけ響くか……。
言葉だけ聞かされても多分、ピンと来ないよなぁ。
パイレートマンの口からその言葉が聞けたことで、安堵の表情を浮かべるスグルちゃん。
相変わらず器がでかい。
ちょっと前までビビりまくりな上、試合でもボッコボコにされてたのにね。
しかしそれで緊張の糸が切れたのか、白目向いて気を失ってしまいます。
セントエルモスファイヤーまで受けきって無事とはいかなかったか。
下手したらダメージはパイレートマンよりスグルの方が大きいのかも。
スグルが気を失っているうちに、パイレートマンが勝手に動き回らないことを祈っています。
単身で仲間の説得に行くのは死亡フラグにしか思えないから、ホントやめてくれ。
スーパー・フェニックスVSオメガマン・アリステラ
運命の王子VS六鎗客の試合もこれで最後。
とうとうフェニックスVSアリステラの戦いがフィーチャーされます。
試合の方は、相変わらずの五分と五分。
ただ、どちらも未だ様子見の域を出ていない感じ。当たり前だけど。
フィンガーストライクなる技も飛び出してきました。
ぶっちゃけデカい指を使ったデコピン。
リーチは短そうだけど、両手足がフリーな状態で打撃を打てるのは強いと思う。
立て続けに繰り出すも、フェニックスはそれを一本背負いで切り返し……
アリステラはさらにそれをフライングヘッドシザーズで返すという攻防。
この正統派な戦いを見る限りだと、特殊能力に依存しまくってた弟であるオメガマン・ディクシアとは戦い方は完全に別物なのかもしれない。
両肩からスプリング出したり、腹から通天閣出すのはそれほど好みじゃないので、アリステラには正統派な強キャラであってほしい。
まあ、今戦ってるのが山頂なんで、コピー系の能力はあまり有効に使えないとは思うけど。
そんなアリステラもスグルとパイレートマンの試合結果は気になる様子。
音声までは届いていないのか、試合後語らうのが楽しみとか言ってます。
いやいやパイレートマンの言葉聞いたら、アンタぶち切れるよ100%。
そして今回の締め、今年最後のページはこれ。
早く倒れてもらわんとなァ!じゃねーよ。
お前ら、一応243話から戦ってるんだからな。
何時間様子見続けてたんだよ。早く倒したいんなら、さっさと本気出せや。
まとめ
今回は繋ぎの回。
パイレートマンがどこまでスグルの考えに共感を覚え、自身の考えを改めたのかというお話し。
個人的には「仲間を説得」って部分とスグルが気を失ったところに不安を覚えます。
せっかく改心したんだから、パイレートマンには無事でいて欲しい。
それにしても、スグルが戦いの直後に気を失うってただ事じゃない。
試合後のダメージだけ見れば、悪魔将軍戦やネメシス戦より上ってことになるぞ。
そして間接的に上がるカナディアンマン株。
続くはフェニックスVSアリステラ。
この大物カードは来年に持ち越し。
アリステラは速攻で倒す気みたいだけど、この試合も絶対長くなるよね。
アリステラと言えば……
無名の若手超人に使ったこの技!
このキン肉マンらしさの欠片もない技をもう一度披露してほしいんだけど、無理かなぁ。グワワワ〜〜〜ッ
コメント
どうも、初めまして感想を楽しく読まさせてもらっています。
>試合後のダメージだけ見れば、悪魔将軍戦やネメシス戦より上ってことになるぞ。
そもそも、パイレートマンとその二名の試合は違いますからね。
なんせ、相手を救いたい、火事場のクソ力が相手の星を救う手がかりになるかもしれない、ザ・マンへの恨みをどうにかしたい…というある意味で今までの戦い以上に難易度が高い試合だった訳で。
精神的な疲労も段違いだったでしょう。
気絶はそれが原因ではないかと。
ももさん、コメントありがとうございます。
ももさんの仰るように、その部分は条件が異なる闘いですので単純な比較をすべきではありませんでしたね。
以後気を付けます。申し訳ありません。
これは言い訳になってしまうのですが、当サイトの記事は合間合間の時間を見つけて少しずつ執筆しているものでして、正確性について相当に怪しいものであるとご理解いただけると助かります。
自分でもたまに読み返すこともあるのですが、なぜこんなことを書いたのかと自分に問いただしたくなるような文章がチラホラ。推敲する時間が作れればいいのですが。