前回の感想はコチラ。
スグルVSパイレートマン
前回、パイレートマンのバスター破り(※ジャケット頼み)から、反撃のバイキングバスターを喰らってしまったスグル。
本当にキン肉バスターは決まらねーな。
かつてのフェイバリットを破られ、カウンターでバスターを喰らうという絶望的にも見える状況でしたが……
スグルは割と平気っぽい感じです。
今まで散々バスター破りをされてきたから平気なんですかね?
もっとも破られることに慣れるぐらいなら、破られないようにアシュラマンみたいに改良・キン肉バスターとか開発しろよって思う。
パイレートマンはダメージの抜けきれないスグル相手に猛攻を仕掛けます。
メチャクチャ重そうな膝蹴りが印象的。
そんな最中、カナディアンマンを「木偶の坊」呼ばわり。
スグルはこれに腹を立てるのかと思いきや……
「木偶の坊?」と一度聞き返しただけで受け入れちゃってるよコイツ。
スグルの中でカナディアンマンは図体だけでかくて何もできないヤツなのかもしれません。
……正直、思い当たる節が多すぎる。
いやでもパイレートマン戦のカナディはメチャクチャカッコよかったですよ。
いいようにやられるスグルの姿に不意に飛ぶ激励。
その声の主は試合を静観していたウルフマン。
パイレートマンら六鎗客との戦いでカナディアンマンをはじめ、ティーパックマン、ベンキマン、カレクックが散っていったことを伝えます。
スグルが直接見たのはカレクック戦だけのはずですが、直接彼らの敗北を目にしてきたウルフの言葉は身に染みた様子。
さらに続く戦友ウルフマンからの檄。
口の悪いウルフマンのむき出しの言葉だからこそ、スグルの心には直接響く。
……それでも、クサレ木偶の坊はさすがに言い過ぎだけど。
ウルフマンの言葉で仲間から託された思いを再確認する形になったスグル。
今までとは違う、全力ともとれる火事場のクソ力を発揮した様子。
平常時に発動できるクソ力とは全くの別物。
パイレートマンの猛攻すら物ともせずに立ち上がります。
それもそのはず、スグルを奮い立つスグルを支えるように手を貸すカレクック達の姿が……。
いつも思うけどこの描写はズルい。何度見てもカッコいいんだよこれ。
友情パワーは不滅じゃー!!
こっからはもうスグルのターン。
火事場の友情パワーという微妙に聞いたことのないワードとともに反撃に移ります。
ゲェーッ!その態勢は~っ!
リビルド・カナディアンバックブリーカー!
サプライズとしてはこの上ない技のチョイスなんですが、なんでパイレートマン戦を見てないスグルがこの技を知ってるんですかゆで先生?
話の流れ的にスペシャルマンとの特訓で身に着けた新技みたいに錯覚してたけど、実は新技でも何でもなかったって考えれば辻褄は合うけどね。
公の場では使う機会がなかったけど、練習試合では使ってたみたいな感じで。
ウルフも特別驚いたような様子もないし(メッチャ嬉しそうではあるけど)、本当にそうなのかな。
一方、リビルド・カナディアンバックブリーカーを受けているパイレートマンはいたって冷静。
前回、前々回のアホの子っぷりが嘘のように状況を判断します。
8000万パワーのパイレートマンが両手を使っても、スグルの片腕を外せないってスゴいな。
まあ超人強度と物理的なパワーの関係性は良く分かりませんけどね。
「容易に解けぬ」なんて言ってるパイレートマンの次のコマで自分から技を解いちゃうスグル。
素人目には技を解かなくても良かった気もしましたが、スグルの勝負勘的にはここは一気呵成のタイミング。
続けざまに、52の関節技のひとつシャットダウンクラッチを披露。
オメガマン戦でカメハメ師匠から伝授された52の関節技。
あの試合中カメハメはこの技を使ってないですが、スグルは以心伝心で身に着けたんでしょうか?だとしたら天才すぎる。
スグルはカメハメの弟子という事でその技術体系から残りの技を考察することは不可能ではないと思いますが、技名はどうしたんだろう。でっちあげたのかキン肉バスターみたいに。
この技を喰らったパイレートマンの様子はというと……
メチャクチャ不吉な事を言ってらっしゃる。
今度こそクソ力を吸収する流れっぽいですね。
来週は一波乱ありそうです。
まとめ
リビルト・カナディアンバックブリカ―を即興で決めたり、
新たな52の関節技を披露したりとスグルの天才肌っぷりを再確認させられる回でした。
パイレートマン、今回は冷静で賢い子。
次回、ねんがんのクソ力をてにいれることが出来るか?
クソ力で散っていった仲間が支えてくれるという展開。
パイレートマンがマグネット・パワー(もどき)を使えるという事で、
万が一この展開が再現されたらと思うと夜も眠れない。