前回の詳しい感想はコチラ。
以下、簡単なおさらい。
ヘイルマンの作り出した氷の檻「アイスウォールプリズン」に閉じ込められたマリポーサはモクテスマ・ディフェンスを用いで脱出を試みますが、閉じ込められた空間で炎を燃やしたことで酸素が欠乏し、モクテスマ・ディフェンスは解除されてしまいました。
このなんとも間抜けな感じの知能戦が非常にキン肉マンっぽくてよろしい。
マリポーサは再度の着火を試みますが、それを許すヘイルマンではありません。
完全に立場は逆転し、マリポーサはボッコボコ。
反撃の四の字固めもあっさりと鎌固めで切り返されますが……
ヘイルマン!背中背中~~~!!とノリノリのアオリが言うように虫眼鏡的なアレでマリポーサの背中には火種が出来そうな展開です。
というところまでが前回のお話。
今回も個人的に気になったところをピックアップするという形で、思うところを徒然と書いていこうと思います。
キン肉マンマリポーサVSヘイルマン
ヘイルマンを通して太陽光がマリポーサの背中に集光しているのはモニター越しにも分かるらしく、ハラボテやウルフマンも良いリアクション。
ウルフは「ありゃ偶然なんてモンじゃねぇ」といち早くマリポーサの撒き餌を看破します。
ただ、ノックの「あ…ああ~~~っ」って言い回しは2世の暗黒期によく見た覚えがあるからか、個人的にあまり好きじゃないです。
集光した光はあっという間にマリポーサの体に再発火。
前回、どうやって太陽光がヘイルマンの体を透過したんだろ?って思ったんですが、ヘイルマンの口から「アイスボディ」なる単語が飛び出しました。
コイツ、体が氷で出来てるのかよ。
そう言われると体の白いポツポツもラムネアイスみたいに思えてくるから不思議。
マリポーサはここぞとばかりにモクテスマ・ディフェンスを再発動!
やっぱり自分の意思で火力を調節できてますよねこれ。
こうなってはヘイルマンは鎌固めを解くしかなく、またしても形勢逆転。
ウルフマンが冒頭のページで言っていた「偶然じゃねぇ」のはヘイルマンにも分かった様子。
マリポーサはヘイルマンのアイスボディを利用するため、あえて鎌固めで返せる四の字固めを仕掛けたという種明かし。
しかしこのコーナーポストに立つマリポーサ、カッコいいな。
それに対するヘイルマンの悔しがり方ったらないよ。
ホントこのヘイルマンという超人、無機質な仮面をしているからか、表情は態度に現れるよね。
マリポーサはすっかり勝ちを確信したのか、コーナーポストの上からヘイルマンを見下ろすように奪う奪われる云々の口上を垂れます。
盗っ人ジョージと名を馳せたとか得意気に言っていますが、それはふつうだと不名誉な事だろうがーっ!
やっぱりゆではどっかズレてるわ。
いやでも、勝利への希望を奪い返したって下りはカッコよく見えるよ。
そしてそこから繰り出されるのはモクテスマ・ディフェンスの炎を身にまとった状態からのヘッドバッドの連打!

ガツーンガツーン
偽マッスル・リベンジャーこと「マリポーサ式マッスル・リベンジャー」の態勢!
しかしマリポーサは言います。
「態勢こそ似ているがキン肉族三大奥義ではない~~~っ」
屁理屈キタ――(゚∀゚)――!!
三大奥義と称して使用すれば天罰が下る技。
だったら違う技ってことにして使えば天罰くだらないんじゃね?という強引な理論。
かと思ったら、ヘイルマンの首を両足で挟み込み飛び上がるというかつての偽マッスル・リベンジャーでは見られなかったムーブが。
上空から大きくひねりを効かせ……叩きつける!
アステカセメタリー!
おお!新技に持って行ったーっ!
両足で相手の首を挟み込むってところが、どことなくマリポーサを倒したロビンスペシャルっぽくて良いね。
ヘイルマンが叩きつけられフリージングリングは砕け散り、自慢のアイスボディも大穴が開くように溶け落ちています。
常にポーカーフェイスだった仮面もこの時ばかりは苦悶の表情を浮かべます。
それを見届けたマリポーサは……。
このポーズである。
今回の勝利のカギになった太陽光がマッチして神々しくサマになっていますね。
アステカといえば太陽の石なんてものもありましたし、その辺を意識したものなのかも。
これで四王子&スグル側の一勝目。
続く試合にも期待です。
まとめ
マリポーサVSヘイルマンの闘いはついに決着となりました。
思いのほかヘイルマンが粘る形となり、結構な長丁場だった印象です。
終始モクテスマ・ディフェンスの有る無しが試合の展開を支配しているところはイマイチだったかも。
次にフィーチャーされる試合は、対戦カードの決定順通りならビッグボディVSギヤマスターでしょうか。
ヘタレ巨漢対決ってことでグダグダな流れになってもそれはそれで面白いんですが、ビッグボディの真の実力にも期待したいところです。
ところで、なんでコイツら、木箱みたいなものに座ってんの?