前回、正義の5本槍とオメガ・ケンタウリの六鎗客との対戦カードが決まり、地球の命運をかけた闘いが始まりました。
そんな中、スグルが何故か新宿にいるという謎の展開で幕引きでしたね。
今回も、個人的に気になったところをピックアップするという形で思うところを徒然と書いていこうと思います。
扉絵について
今回の扉絵はオメガ・ケンタウリの六鎗客の面々が飾っています。
オメガマン・アリステラを除き、募集超人みたいですね。
こうして見ると、センターに位置しているヘイルマンと左上のパイレートマンが非常に強そうな印象を受けます。
なんとなくルナイトはちょっとばかり格下に見えるのでウルフマンは勝つと予想。
マリキータマンとギアマスターは若手超人相手にお披露目で繰り出した技が凶悪なんで動かしづらそうで予想が難しいですね。
首ちょんぱ、体ぐちゃぐちゃで試合終了とか後味悪いしね。
スグルの新宿での行動
前回のラストで新宿にいることが発覚したキン肉マンことスグル大王。
叙勲式に出席していなかった理由はお土産を買っていたら宇宙船に乗り遅れたのだとか。
大王置き去りで母星に帰るというゆでワールド以外では起こり得ない展開にキン肉マンらしさをひしひしと感じます。
お付きのミートもスグルと共に行動していたようでまとめて置き去り。
ミートのセリフから叙勲式の日に新作ゲームの行列に並んだんだそうです。
話の流れから考えて、叙勲式当日にキン肉星へ帰る宇宙船が出発したと読み取れますよね。
500億光年離れたキン肉星に当日出発して間に合うキン肉族の科学力マジスゲー!
また、大事な式典の当日ギリギリで出発するという無茶苦茶なスケジュールもゆで先生っぽくて好きです。
多忙な他の正義超人との兼ね合いで仕方なく無茶なスケジュールになったとも考えられますけどね。
ゲームソフトを所望したのはビビンバという謎設定がぶち込まれます。
こういう無駄設定好き。
そして、スグルのアホ行動に入るミートのツッコミ。
このくだりが物凄く往年のキン肉マンを呼び起こしてくれて懐かしい気持ちになりました。
最近あんまりこういうの無かったから新鮮です。
今週のハラボテ
スグルとミートの漫才を前に珍しくツッコミすらしないハラボテ。
それだけ鬼気迫った状況だということがわかるシーンです。
スグルがいてくれた事を「奇跡」と呼ぶぐらいですから、普段なんだかんだ言ってもスグルのことは心底信頼してるんですねハラボテは。
緊急事態であることをスグルに伝え、すぐにサグラダファミリアに来るよう促します。
こんなに緊迫したハラボテ珍しいけど、そんなにもヤバい状況なんでしょうか。
読者的にはいつものキン肉マンなんですが。
正義の5本槍のメンツにやっぱり不安しかないんでしょうか。
只今の戦況は?
7人の悪魔超人編を彷彿とさせる分割画面での演出。
それぞれの対戦状況は未だ拮抗状態にあるようですね。
カナディアンマンはパイレートマンと力比べで互角か。
カナディアンマンが凄いのかパイレートマンがしょぼいのか何とも判断に困ります。
戦っているメンツを見たスグルの反応が、2週間前の俺らと同じ。
そりゃウルフマン、カレクック、ベンキマン、カナディアンマン、ティーパックマンが戦っている所を急に見せられたらこうなるわな。
このシーンでスグルに状況を説明するハラボテの姿が、大口を開けてオーバーアクションで力説というスタイルだからか完璧始祖ガンマンを彷彿とさせます。
アゴがしゃくれてるところが、1週で消えた幻のオリジナルガンマンに似てるのかな。
ウルフマン奮闘
奇しくもオオカミ超人対決ということになってしまったウルフマンはルナイト相手に攻勢、スグルに話しかける余裕も見せますが……。
右肩に続いて左肩もガブリと噛みつきを食らってしまいます。
心配するキン肉マンを前にウルフマンは……
噛みつかれた肩の肉ごとルナイトを引き離す気合の対応。
かつてブロッケンJrがミスターカーメン戦で見せた 「敵の許しをこうくらいなら…右肩をくれてやれ…とな」と言って噛みつかれた肉ごとカーメンの首を引き離すシーンを思い出させますね。
マジ、モーストデンジャラスコンビ!
このウルフマンの鬼気迫る表情!やってくれそうですよ!
まとめ
ハラボテの訴え、ウルフマン達の奮闘を見たスグルの表情は甘さが抜け、戦闘モードになりました。
スグルの到着までどれぐらいかかるかわかりませんが、しばらくは正義の5本槍とオメガ・ケンタウリの六鎗客の闘いが続きそうです。
試合展開の予想が難しい対戦ばかりでこれからのキン肉マン、ますます目が離せませんね。
ファミコンの「ドンキーコングJr」に「ピンボール」。
全体的に潰れてて良く分かりませんが、左側に「キン肉マンマッスルタッグマッチ」、右側に「ドンキーコング」は確定。
そして、スグルの足元には「舛添要一の朝までファミコン」が。
ビビンバの趣味すげーな。