不遇といえばカーメン。
カーメンといえば不遇。
全戦全敗は当然のこと。
七悪魔全員集合のイラストでも当然隅っこ。
あてにならない神のお告げ。
勝ち確定からの理不尽な乱入。
ひとりだけ試合が2週で終わった男。
それがミスターカーメンという不遇超人。
生身の超人が相手なら決まれば勝ちの一撃必殺技・ミイラパッケージを有するばかりに、決まっても勝てない相手、クラッシュマンとのカードが組まれてしまったカーメン。
もしそんな彼が他の完璧・無量大数軍と戦っていたら結果はどうなっていたのか?
今回はこれについて考察してみたいと思います。マキマキー!
VSターボメン
相手の攻撃を受け、その衝撃を蓄積できるというターボメンの特性は一撃必殺で相手を仕留めることのできるカーメンとは本来ならば相性は良いはず……なのですが。
しかしコイツもクラッシュマンと同様に機械の体を持つ超人。
都合よくミイラパッケージを決めることが出来ても、例によって頬っぺたを内側から破壊されるカーメンの姿が目に浮かびます。モォマキ~~~ッ!
カーメン2敗目。
VSダルメシマン
ぶっちゃけ無量大数軍第一陣の中では一番戦いやすそうな超人がこのダルメシマン。
カーメンはクラッシュマン戦で乱入してきた犬をミイラにしているので、何となくイケそうなイメージも沸きます。
しかし、相手は人間の一京倍の嗅覚を持つ男。
上手くパッケージにできても、カルトゥーシュ・ストローの匂いをかぎ分けることは可能なはず……
となれば、ケンネルマウスでストローをキャッチ、そのまま倒されるカーメンの姿がやっぱり目に浮かびます。モォマキ~~~ッ!
カーメン3敗目。
正攻法でキバ地獄を主体に戦う牙対決も考えましたが、この噛みつき対決、やはり完牙ダルメシマンの方がさすがに上手でしょう。体を消しても匂いでかぎ分けてきそうだし。
VSマーリンマン
雑魚っぽいイメージのマーリンマンですが、水中戦はあのアトランティスよりも上手であり、並の超人では水中で彼と渡りあうことは不可能に近いと考えられます。
水中戦になってしまったらもうカーメンの負け確定でしょう。モォマキ~~~ッ!
ですので、マーリンマンが余裕ぶっこいてるうちにミイラにして仕留めたいところですが、仮に上手いこと包むことが出来たとしても鰭ノコギリや梶木通しで容易に脱出されてしまう姿が目に浮かびます。モォマキ~~~ッ!
カーメン4敗目。
VSピークア・ブー
カーメンが最初っからミイラパッケージで決めに行けば勝てるはず。マキマキー!
漫画としてあってはいけない様な勝ち方になるけど仕方なし。
カーメン初勝利!
もし、キバ地獄から入る普段のスタイルで戦った場合、途中でストローを奪われた挙句、掟破りのミイラパッケージで逆にミイラにされるような気がする。悲惨!
わたしはカーメン。
VSストロング・ザ・武道
無理ゲー。負けイベント。
顔強の術をチョップや兜砕きで割られる姿はちょっと絵になると思う。
カーメン5敗目。
番外・VSクラッシュマン再考
そして最後にクラッシュマン戦を再考。
カーメンの惨敗と見られることの多いこの試合ですが、少なくともミイラパッケージで動きを封じ、ストローを刺すという過程まで成功しているのですから、クラッシュマンはカーメンにとって決して相性の悪い相手ではなかったと考えることができます。
クラッシュマンがわざとミイラパッケージをくらったという見方もできるかもしれませんが、仮に体液を吸われる事そのものが平気だったとしても、ストローを刺された部位によっては命の危険があります。
実際クラッシュマンは自らの心臓を潰すことで自害していますし、機械の体だろうが損壊することで致命傷を負う部位が存在するのは間違いないようです。ストローを刺す部位はカーメンのさじ加減ひとつであり、危険な部位を狙われる可能性も当然あったわけです。ですので、ストローを食らってしまったのはクラッシュマンの実力不足によるもの、ガチだと考えるほうが自然です。
※カーメンがミイラパッケージの際にストローを指す部位が決まっており、それをクラッシュマンが事前に知っていたというのなら、この限りではありませんが。
そう考えれば(絵面的、漫画的に最悪ですが)ストローを頭なり心臓なり、致命傷になりうる器官を狙って打ち込んでいればカーメンの勝ちもあり得た、紙一重といえる試合だったのかもしれません。
まあ今更何を言ってもカーメンの負けという結果は変えられないんですが。
まとめ
カーメン、無量大数軍第一陣相手に(良くて)1勝5敗!
正直なところ、ピークア・ブーは最初っから勝負を決めに行くという条件なら誰でも倒せる可能性が高いので実質全敗と変わらないという最悪な結果に。
カーメンという駒を有効に使うんなら、魔雲天のかわりに捨て駒として武道に当てるのがベストという事になっちゃうよ。魔雲天のようにキッチリ足止め出来るかは知らんですが。
結論:誰と戦っていてもカーメンは不遇
コメント
更新お疲れ様です~。
カーメンにスポットを当てるとは、流石目の付け所が渋いですねw
ミイラパッケージは一見強力な技に見えるのですが、初期の頃から中身が敵と審判とで入れ替わっていても気づかなかったりと結構雑な技のようにも思えますね。
まあこれは奇術師然としてる割に、中身のすり替え自体やストローで吸っても人間か超人かが判別できないカーメン自身に問題がry
そういえばスニゲーターが教官で悪魔超人たちが特訓してるシーンがあったと思いますが、ステカセでもスブリングでも機械超人や体液が無さそう(?)な超人相手にどうするのか、って指摘してあげるヤツはいなかったんでしょうかね?
試しにちょっと吸わせてよ、とはいかないでしょうが必殺技のバージョンアップくらいはしないと・・・一億パワーの5王子ですら新技開発してるんですしね!w
ガテゾーンさん、コメント見落としていました。返信が遅くなってしまって申し訳ありません<(_ _)>
ブロッケン戦のレフェリーとの入れ替わりは完全にカ―メンとしても予想外だったと思いますよ。
まともな正義超人ならレフェリーを犠牲にして脱出するなんてしないでしょうし(´・ω・`)
カ―メンはその使用する技の性質を考えるとやっぱり正統派な人型の超人としか相性は良くないでしょうね。
体液のない相手、機械超人もそうですが、サンシャインなんか最悪の相性だと思いますよ。どう転んでも口の中、砂だらけです。
クラッシュマン戦の反応見た感じだと、体液の吸える相手としか戦ってこなかったと思うんでマッチメイクに恵まれていたんでしょうね。
それ以外の相手は他の7悪魔が引き受けてくれてたのかもしれません。
昔はブロッケンともいい勝負してたんですけどね。差が開きましたね。まさに不遇。私と同じですよ。
ブロッケンもブロッケンで不遇な時代は長かったと思うんですが、徐々に実力が開花しましたよね。
私も結構不遇な生き方してきましたが、今後の開花を信じてのんびり生きていますよ。