超人評議会(WSC)シカゴチャンピオン、それが古傷超人「ザ・ブルドーザー」だ。
あの「粉砕機」キング・クラッシャーと同じく「激突ラスベガスの巻」(ジャンプコミックス版5巻に収録)にのみ登場。
イリノイ州シカゴ市で開催されていた超人評議会のシカゴ・タイトル防衛戦に勝利したところをシャネルマンに扮したスグルに狙われる。
冥王星まで投げ飛ばすでお馴染みの「宇宙旅行」で地面に叩きつけられ、一撃でノックアウトされてしまった。
試合直後の奇襲だったし仕方ないね。
ローデスも同じ条件で倒されてたし。
余談だが、このとき叩きつけられた床(天井もか)は何の破損もないように見える。さすがにこれは頑丈すぎるだろ……。
目次
古傷超人
古傷超人という彼以外からは聞いたこともない異名。
その名が示すように、ザ・ブルドーザーはその傷が増えることを喜びとしている節がある。
傷というものは、このテリーマンの言う通り本来は闘いにおいて不要な物であり、不名誉な物のはずである。
では、何故ザ・ブルドーザーは傷をその身にまとうことを良しとしているのだろうか?
私が思い当たったのはこれである。
1000の傷を持ち、1000万パワーもの超人強度を身に着けたというバッファローマン。
その噂を中途半端に聞きかじり、それをジンクスとして闘いに明け暮れていたとすればどうだろうか?
「聞いた話だと傷ひとつにつき1万パワーあがるんだぜスゲーだろ」的なノリで。
もちろんサタンとの契約のことなどつゆ知らず。
もし、それだけで並のゴロツキ超人がシカゴチャンプになり、タイトルの防衛にまで至ったのだとすれば大したものである。思い込み万歳!
ザ・ブルドーザーの傷について
このとおり彼の傷の数は、1000の傷を持つというバッファローマンよりも多く描写されている。
もしサタンと契約し、その後にこの傷をつけるような闘いに明け暮れたのであれば、バッファローマンをも凌ぐ超パワーを身につけることができたのかもしれない。
もっとも、ロングホーンが無いので、このように傷を集結させて角を伸ばすような事はできないかもしれないが……
少なくとも「悪魔霊術キズうつし」の威力はバッファローマンのそれより強力となるのは間違いないのだ。
まとめ
どうですか、サタンさん?
オメガ・ケンタウルス星団の連中やスペインのヘボ牛なんかより、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴ市にイキのいい超人がいるんですよ。
その名は古傷超人ザ・ブルドーザーだーっ!