プリズマン本来の姿について
案の定無事だったプリズマンでしたが、ここで見せたのはゼイ肉を脱ぎ捨てた本来の姿。
この姿、王位争奪戦超人血盟軍との試合では4ページしか登場せず、ラーメンマン戦では未使用だったため黒歴史だったと思っていましたがまさかの復活。
この姿が本領発揮という設定が生きているとなると、ラーメンマン戦は舐めプだったということになりそうなんですけど、まあこの手足ではジャングル・ビッグ・ジムで戦うのは無理そうですし致し方なし。
あとキャンバス手裏剣って非力な小技のイメージがあったんですが、旧シリーズを読み返してみるとブロッケンに大ダメージを与えるわ、バッファローマンの動きを封じるわでかなり強力な技だったんですね。
超神バイコーンの動きを封じるまでには至りませんでしたが、ダメージが通ったのも納得。
ブラッドスクイーズホルン
バイコーンの角って伸縮自在かつ可動式だったんですね。
かち上げて捕縛するって流れは結構珍しいかも。
スプリングマンの螺旋解体絞りやルナイトのウォルフガングスパイラル系の締め上げは脱出を見せるための技なんで、その辺の演出も含めて個人的に好きだったりします。
バイコーンの超人強度

キン肉マン328話より引用
ザ・マンと同じで下天で1万パワー失い、超神は一律で9999万パワーを有する。
理屈は分かるんですが、バイコーンお前……

【学研の図鑑 超人】より引用
超人図鑑では2600万パワーだったじゃねーか!
公式の書籍設定を即ぶん投げる姿勢にニヤニヤが止まらない(*’ω’*)
ジェロニモのアドバイス
「知性チームのアンタなら何か方法が!」
と相手に丸投げのアドバイスでしたが、プリズマンの辛辣すぎる憎まれ口にバイコーンが気を取られたことでブラッドスクイーズホルンの締め付けが弱まり、脱出に繋がりました。
このシーンの凄い所は、ここに関わった三人全てが株を下げたこと。
・ジェロニモ→クソみたいなアドバイス
・プリズマン→特に何の策もなくバイコーンの油断がなければ脱出不可能
・バイコーン→愚者超人と超人もどきのやり取りに気を取られてとどめを刺すのチャンスを失う
これはひどい。
でも超人もどきっていう強烈な罵倒がオモシロかったので良し。
ベルリンの赤い雨
かつての対戦相手ブロッケンの戦法を借りるというシーンですが、アトランティスのタワーブリッジやスプリングマンのロングホーントレイン、ジャンクマンの体を軽くする場面などと比べると、大分薄っぺらい印象。
かつての闘いへの情念とか誇りの描写が殆ど見られないからでしょうか。
尖った手で引っ掻いただけでベルリンの赤い雨は流石に違うと思う。
レインボーシャワー
バイコーンのなんでもないニールキックに怯え、苦し紛れに出したレインボーシャワーが偶然通用するって流れはキン肉マンっぽいといえばキン肉マンっぽい。
ただそれだけだとプリズマンはただの道化なんで、次回それを糸口にカッコいい逆転劇を見せてほしい所。
レインボーシャワーが効いた理由は単純に裂傷を負った部位のオーラが途絶えたからなのか、それともお得意のクソ力関連の事象なのか?
前者っぽいけど、もし後者ならベル赤を使ったことに意味が出るからどっちでもいいかな。
まとめ
元々チート能力頼みのプリズマンを中心に試合を組み立てるのは難しいのか、未だ盛り上がりに欠ける印象。
ブラッドスクイーズホルンからの脱出も、レインボーシャワーが効いたのもどちらも偶然の産物ってのはちょっと……。
ドラゴンスクリューとかフライングニールキックとか、典型的なプロレス技を叫びながら繰り出す様は子供の頃のプロレスごっこみたいでなんかほのぼの。
コメント
更新お疲れ様です!
レインボーシャワー、狙ってないっぽいけど、とうとう通りましたね!
でも裂傷くらいで穴の開くオーラだったら、とりあえずみんな勝ち負け関係なく傷つけちゃえばいいことになっちゃうから、流石にそんなに杜撰な下天計画ではないだろうとも(笑)
今週空気だったテリー先生が来週、詳しく考察すると見ました!
それにしてもプリズマンとジェロニモのやり取りがコントですね(笑)
あれ?君たちそんなに面識あったっけ?的な。
あんかけさん
コメントありがとうございます。
レインボーシャワーの件は解説待ちですね。解説といえばテリー先生なんで、その解説力を存分に発揮してほしいものです。
プリズマンとジェロニモのあのやり取りは今回の目玉でした。なんでコイツらこんなに相性良さそうなんだwプリズマンなんてジェロニモと面識ほぼ無いのに。