感想
先の闘いでの傷が癒えぬまま、超神ランペイジマンという未知の強敵との戦いを迎えたビッグボディ様。
挨拶もそこそこにいきなり戦闘モードのランペイジマンさん。
神っていうからどんなもんかと思っていましたけど、ノリはいつもの悪役超人のそれ。
この勢い任せで戦闘に入る感じ、たまらん。
ランペイジマン早速の攻撃、ビッグボディ様はそれを迎撃しようとしますが、ギヤマスター戦で受けた傷は深く、思いに体の方がついて行っていない様子。
しかし痛みを抑え込むように気合を入れなおすビッグボディ様。マジカッコいい。
そんなビッグボディ様の姿に反応するかのように、傍らの兵馬俑数体にヒビが入って……
バリリリ
そう音を立てて謎の3つの影が兵馬俑から飛び出してきました。
3つの影はビッグボディ様をランペイジマンから守るように周りに陣取るように着地。
!
ズラ
「ここは我々が通しはしないーーっ!」
ゲェーッ!お、おまえらはーっ!
キャノン・ボーラー!ゴーレムマン!ペンチマン!
レオパルドンを除く強力チームの面々が、かつての主ビッグボディ様の元に勢ぞろい!
うわーなんだこれヤベぇー!?
ファンの妄想を具現化したような展開を公式がやっちまうとか正気じゃねーよ。読者が読みたいものをそのまんま描いてくれる漫画家って貴重ですよ。
ファンサービス過剰過ぎて鼻血でそうだ!
こいつらも強力の神から予め今回の話を聞かされていたんだろうな。
ビッグボディ様がギヤマスターに勝った時も陰から見守っていたんだろうなチキショウ!
命がけの闘いは必至なのに集まってくれるなんて、なんやかんや言ってもビッグボディ様にも人望はあったんだな。他人事ながらうれしいよ。
肝心のレオパルドンがいないのはアレか!?まさかのシングルマッチ要員ですか!
変な汗出るわこんなの。あまりにも想像を超える展開続きで頭が現実として受け入れてくれないぜ!
強力チーム3人衆は自らを「あのお方に身を捧げる兵隊」と名乗り(兵馬俑と掛けてるところがニクい)、ランペイジマンに向けて苛烈な攻めを見せます。
キャノン・ボーラーはマンモスマン戦で見せたお得意のラリアット
キャノンラリアットを披露。
キャノン・ボーラー自身がビジュアル的にも以前よりシュッとしているせいか、妙にカッコよく見えます。
しかし悲しいかな、超神を相手にするには実力が伴わない。
ダメージを与えることなくキャノン・ボーラーは即敗退!
ああ……!真っ先にやられたーーっ副将なのに!
次に立ち向かうのはこの男!
大役である王位争奪戦での先鋒を任せられた実力者ペンチマン。
マンモスマンの素顔を傷付けた折り紙付きの一撃、ペンチクローがランペイジマンの顔面を襲います。
しかし……
こちらもノーダメージ。
しかも鋼鉄のペンチクローがランペイジマンの手によって飴細工のように捻じ曲げられてしまいます。
グニョオじゃねーよ。超絶すぎる握力の前にペンチマンタジタジ。
握力キャラとかブロッケン、サイコマンと最近乱立している印象がありますが、描写だけみればランペイジマンが一番強そう。
ペンチマンが怯んだところに、パニッシュメントエングレイバーが炸裂!
胸元の×マークってお飾りじゃなかったのか。
しかしボーンキラーのボーンクラッシュクロスにそっくりだ。
どてっぱらに風穴を開けられ、ペンチマンもここで敗北。グ、グム~っ!
しかしランペイジマンの特技を引き出し、必殺技の一つを使わせたということでペンチマンの敗北に意味はあったと思います。どっかの副将よりよっぽど。
同志の敗北を目の当たりにしたゴーレムマンはゴーレムスピアーからの速攻!ドォンっていう重厚な擬音が頼もしすぎる!マンモスマンから歯ごたえが違うと評された巨人ゴーレムマン、ランペイジマンの反撃も軽々と受け止め、お得意の!
ゴーレムジャイアントスウィング!
安定の擬音ミスミスとビッグボディ様のぬか喜びがセットです。
なんだかまた嫌な予感がするのう……。
ゲェーッ!
カニ挟みのような体制の締め上げだけでゴーレムマンのボディが破壊されているーっ!
なんなんだコイツは!自力が違い過ぎるだろこんなの!
そのまま超神ランペイジマンはゴーレムマンの巨体を抱え込み上昇し、かなり無理のある姿勢でその首と四肢をロック……
カシードラルボンバー!
あーっ!ゴーレムマンがしんだーっ!
懐かしいキャラクターが3体も奇跡の復活を遂げたと思ったら、いつのまにか全滅していた。
全く現実感がなく、まるまる夢だったとか言われても信じてしまいそうなぐらい現実感のない恐ろしい回だった。
そしてやはりレオパルドン未登場なのが気になりすぎる。
仮に戦うとしてもこんなムチャクチャな強さを誇るランペイジマンにどこまでやれるのやら。
離れて砲撃とかしょっぱい戦法か、玉砕覚悟の自爆ぐらいしか思いつかないぜーっ。
まとめ
前回よりヤバい。高熱でうなされているときの悪夢みたいな回。
兵馬俑から強力チームが飛び出してきてビッグボディ様の盾になって一瞬でやられるとか、マジで正気じゃない。
面白いんで個人的には全然良いですし、話題性も高いと思うんですが、この展開って一般受けはどうなんだろう?せっかく週プレ連載再開なのに評判下がったりしないといいんですが……。
コメント
更新お疲れさまです!
先週、新章の記念すべきファーストマッチにビッグボディが選ばれたのは感激でしたが、満身創痍・敵は初陣・切り札メイプルリーフクラッチはお披露目済みと負けフラグの役満だったことが不安でした。
が、ここにきて強力チームメンバーの足止めに加え、ランペイジマンの恐らくフェイバリットも出させたことで、「あれ?二連勝できんじゃね?」と期待を抱かせるゆでたまご氏流石と思いました。
レオパルドンの出番も温存させてますし。
ごーざいさん
コメントありがとうございます。
ビッグボディ様、まさかの二連勝はありえそうですね。
この優遇っぷりはもちろんですが、争奪戦で醜態さらしながらもチームメイトからの人望の厚さに嫉妬すら覚えます。
ただのネタキャラがここまで良いキャラに成長するなんて思ってもいなかったな~。
更新お疲れ様です~(∩´∀`)∩
いや~こんな展開予想できないですよw兵馬俑からこれを予測できた人がいればキン肉星から栄誉賞でも貰えそうです。
皆さんも気になるレオパルドンですが次回颯爽と登場→必殺技披露→瞬殺(される)までの見事なムーブを見せてくれることでしょう。…が、個人的には最後の最後で登場、ランペイジの止めのフェイバリットを身代わりカットして犠牲になるような展開も面白いかなと期待しています。
ビッグボディ様も葬られてキャノンボーラーだけ生き残る王位戦の悪夢再来を防げますし、彼の株も上がりますしね。もちろん瞬殺される方が彼らしいですがw
ガテゾーンさん
コメントありがとうございます。
相変わらずの予測不能っぷりにゆで先生の底力を感じますね。
レオパルドンはどう転がしても美味しいキャラですが、彼の扱いに関してもゆで先生のぶっ飛んだセンスに期待したいところです。
身代わり展開は是非見てみたいんですが、レオ様にそれはカッコよすぎやしませんかw
更新&考察有り難うございます!ビッグボディチームの面々が助っ人として登場しましたね(汗)
サービス精神が良すぎて、妄想の強すぎるファンが同人誌で描いているのかと思って
しまいます(笑)
それにしても期待を裏切らないビッグボディチームの噛ませっぷりに天晴れを送りたくなります。
まだ、出していないレオ様のカードをどうやって切ってくるのかワクワクが止まりませんね(笑)
キン肉マン大好物オヤジさん
コメントありがとうございます。
本当にサービス過剰すぎて、ファンが描いた同人誌って表現は的確過ぎますよ。まさにそれ。
普通はどこかで歯止めがききそうなもんですが、アクセル全開で突き抜けるゆで先生、マジカッケー!!
レオ様を温存しているのはズルいですよ。こんなの期待するなって方が無理ですね。今回こそは長生きしてほしいものです。
更新ありがとうございます!
まさかの強力チーム登場からの瞬殺と、旧シリーズからのファンは鼻血が出ますね!
でもちゃんとオメガ編の見せ場が伏線になっていたとは、さすがは我らがゆで師匠であります。
しかしまぁ、強力チームメンバーが実は生きてたってことなんで、こうなるとマンモスマンとかディクシアも生きてる可能性高いですよね。
ディクシア生きてたら、フェニはアリステラにやられ損ですが(笑)
また、強力チーム生き返ってた中、相変わらず死んだままだった真ソルジャーチームは改めて不憫ですね(笑)
来週が楽しみですね。
ゆでなんで、レオパルドンは今回の3人以上の瞬殺枠(笑)を用意してると思います。
パニッシュメントエングレイバーを察知して、その手には乗らないぜー、からのゲー!瞬殺、みたいな(笑)
あんかけさん
コメントありがとうございます。
お約束の強力チームの瞬殺は興奮しますね!さすがにこれはズルいな~って思いましたよ。こんなの面白くないわけないじゃないですか。
レオパルドン先生の扱いにも期待ですね(*’ω’*)
仰るように強力チームが生きているので、争奪戦参加超人は全員蘇生していても不思議じゃないですね。
個人的にはサムソン先生の活躍に期待です。真ソルジャーチームは残念でしたけど……。