前回のラスト、アタルとブロッケンの放ったナパームストレッチの改良ツープラトン。
グルグルと回転しながら落下する最中、マリキータの胸元には……
ABの文字が浮かび上がったーっ!?
元々ナパームストレッチで出現する「A」の文字は空気抵抗で発生するものということで、まあまあこの漫画の理屈としては納得出来なくもないものでしたが……
左右で別々の文字が浮かび上がるとか、どんな空気抵抗が発生してんだこれ!?
仮にブロッケンではなく、アタルとアシュラが使用した場合「AA」になんのかな。
もうそれは使用者のイニシャルが謎の力で浮かび上がる超自然現象としか考えられないんじゃ?
そんな原理不明の文字が発生する謎技ですが、威力の方はモチロン一級品。
即座にマリキータを守ろうとカットに入ったアリステラですらも、弾き飛ばされる一撃。
守れなかったパートナーの名を叫びながら手を伸ばすアリステラの姿が、二人の絆の深さを思わせて何とも物悲しい。
無念にもマリキータを捕らえたその技はコーナーの鉄柱の真上に炸裂。
ナパームコンビネゾン~~~~ッ!!
おいおい胸元に鉄柱がめり込んでるぞ!?とんでもねー残虐技だ……。流石は残虐チーム。
キャビホーッっていう悲鳴の断末魔感がすごすぎる……。
これ知性チーム戦で披露できなかったのは残念だったんだろうな。メチャクチャ難易度高そうだし。
しかし、なんでコンビネゾンなんてフランス語ぶち込んできたんだこれ?
技の開発にフランスの超人(タイルマンとかスティムボードあたり)が関係していてリスペクトしてフランス語を使用とかは絶対ないと思うんで、語感だけでテキトーに決めやがった名前だなこれ。
どう考えても致命傷な大技でしたが、タフネスで名を馳せるマリキータ。
意地でアリステラにバトンを繋ぎます。敵ながら見事すぎる散り際。
タッチを快諾し、その身を案じるアリステラもマジ男前。なんだこいつら、毎度ながらカッコいいな。
この試合のMVPといってもいい大活躍をしたブロッケンもここで退場。
アタルからも十二分の働き、成長したと絶賛の声。そりゃそうよ。
ホントよくやったよブロッケン。
これで試合は1対1。
数の上でこそ五分五分ではありますが、心に揺らぎを見せ始めたアリステラと芯の通ったアタルでは勝負はもう明白でしょう。
先に仕掛けたのはアリステラ。
アリステがは思いを吐き出すような怒涛のラッシュから、起死回生のΩハルマゲドンアベンジャー。
マリキータを親友と呼び、弔うための一撃を放つ。ホント良いヤツだよアリステラさん。
アタルもそんなアリステラの苦労、痛み、仲間への思い、優しさをしっかり汲み取ったその上で解決策を用意する器のデカさを見せつける訳ですよ。こっちも凄い漢だ。
そんなアタルにアベンジャーが決まるわけもなく……
分かり合うための希望の業火を再燃し、脱出!
このアタルの一撃でいよいよ幕引きでしょうか。
決着もモチロンですが、今後の新展開が気になるところです。
まとめ
難攻不落のマリキータがここで離脱。
最後まで彼の強さを支えていたタフネスが強調されていたのが良かった。
ブロッケンも離脱し1対1の流れ。
ここで少し引っ張るかと思いきや……
意外とあっさり(尺としてはクソ長い試合でしたけど)決着となりそう。
そろそろ動きを見せてよサタンさん。いい感じの手駒は用意できてるのかしら。
胸元に「A」といえばアタル兄さんか、不動明を思い出します。
コメント
更新お疲れ様です~(∩´∀`)∩
ナパームコラボはABの文字が浮かび上がるところは分かっていても気になりますよねw牛だとブロと同じBでいいんでしょうが忍者だとザのTなのかニンジャのNなのか…
ともあれ、クソ力発動の2人がかりのツープラトン。ゼブラをも圧倒したタフなマリキータがやられる技としてはこれ以上ないものでした。
いくらクソ力発動中とは言えブロのような雑魚小僧(🄫マリキータ)一人にやられては彼のメンツが立ちませんしね…惜しむらくはこの一戦では蛹ガードを出さなry
そういえば最後にマリキータがアリステラとタッチするシーン。非常に良いシーンなのですがいつの間にマリキータがメインになってたんでしょう?ずっとアリステラメインでツープラトンばかりやっていた印象でしたので記憶があやふやで…歳は取りたくないものです。
ガテゾーンさん
コメントありがとうございます。
ABの件は久々にゆでイズム全開で心が躍りました。ふつう思いついても形にしないですよあんなの。
ニンジャは日本の超人なので、もしかすると平仮名の「に」「ざ」の可能性もあると思います。
マリキータのタッチシーンはあれですよ。実際はメインはアリステラですが、マリキータ視点だとダメージが深刻すぎて意識が混濁、現状を理解できていないという表現なんですよきっと。