こんにちは、レトルトぱんとりーのカレースキーです。
「三つ子の魂百まで」とはよく言ったもので、私の場合も趣味趣向の基盤は子供の頃から大きく変わってはいないように思えます。
そんなわけで、子供の頃に親しんだ漫画やゲームの続編が出ると、一通りチェックしてしまうのが常でして、その出来に一喜一憂。
そんな日々を送っています。
この感じ、共感していただける方も多いんじゃないでしょうか?
今月2日にはこれを買って読んでいました。
ドラゴンボール超 3 (原作:鳥山明、漫画:とよたろう)です。
ドラゴンボール超とは
ドラゴンボールの魔人ブウ編と最終回の間にあたる空白の10年間を補完する物語です。
※超はブウ編の4年後からスタートするので正確には空白の6年間になるのかな?
劇場公開された「神と神」(2013年)や、「復活のF」(2015年)も再構成される形で超のストーリーに盛り込まれています。
アニメ版と漫画版の違い
基本的に大筋は同じで、細部の展開が多少異なる作りになっています。
どちらも併せて見ることで、片方では見えないような部分が見える相互補完のような形を取っています。
3巻の見どころ
わたくしカレースキーの偏見にまみれた見どころをいくつか紹介したいと思います。
プイプイとヤコン
漫画版超の16話では、ドラゴンボールのセル編で自身の未来に帰っていったトランクス(通称:未来トランクス)がその後、魔導師バビディ&暗黒魔界の王ダーブラと戦っていたことが本人の口から語られます。
そこでは、魔導師バビディの手下として登場したプイプイとヤコンの姿が1コマですが見られます。
マイナーキャラ好きにはたまらないですね。
もっとも既にやられてる姿なんですが……。
カッチン鋼とゼットソード
同じく16話では、界王神界で未来トランクスがゼットソードを使いこなすための修行を、東の界王神から受けるシーンがあります。
ここで東の界王神が試し切り用のカッチン鋼を取り出す、というIF未来ならではのセルフオマージュが楽しめます。
カッチン鋼で試し切りのくだりも一緒。
界王神から与えられた服装のダサさが気になり、元の服に戻してもらおうとする流れも、本編の悟飯と同じ流れでクスッときます。
キビトの戦闘シーン
本編では何の良いところもなしにダーブラにやられた界王神の付き人キビトさん。
漫画版超の16話(これも16話か)では、このシリーズのキーパーソンである第10宇宙の北の界王「ザマス」との戦いがなんと7ページにも渡って書かれています。
ちょっとだけ強キャラっぽいキビトの勇姿!
ドラゴンボールでは非常に珍しい直接的でない超能力っぽいバトルも必見です。
キビトの評価
17話では、破壊神ビルスが東の界王神に対し「お前のまわりに危険な思想を持つ神はいないか?」と問うシーンがあります。
ここで東の界王神が自身の付き人である「キビト」の名を挙げます。
酷くないですかコレ。仮にも自分の付き人ですよ。少し差別的な発言をしていただけ、それも大分前の話なのに(笑)。
また、18話では破壊神ビルスから「いかにも悪そうな顔」と散々な評価を受けます。ビルス様から見ても悪い顔なんですよキビトは。
どんだけ凶悪な顔なのよ。
総評
本編は本編でおもしろいですが、本編の流れとはあまり関係ないところでも面白さを提供してくれるドラゴンボール超。
マイナーキャラ、マイナーアイテムの再登場。IF未来ゆえのセルフオマージュ。そしてキビト弄りがはかどる超3巻、ひねくれたドラゴンボールファンにもオススメですよ。